一戸建てを購入するときに気にしたいのが間取りです。間取りは家族のライフスタイルによって最適なものが変わってきますが、流行というものもあるので、流通している一戸建てには似通った間取りの物件が多くなります。少し前まで多かったのが各部屋を充実させたタイプの物件で、リビングルームは12畳ほどとそれほど広くは取らないのですが、その分部屋数を多くとった間取りに人気が集まっていました。子供たちにそれぞれ充実した部屋空間を与えられるのがこうした間取りの魅力です。
一方で現在流行している間取りが部屋数は少なくてもその分リビングなどの家族が集う空間を充実させた物件です。リビングは18畳ほどあり、開放感がありゆったりと家族が団欒するスペースを確保しているので自然と家族が集まる空間を演出できます。こうしたリビングにさらにベランダなども居住空間として利用できる工夫がされており人気を集めています。一戸建てを購入するときに家族ごとに最適な間取りは変わってきます。
家族のプライバシーを重視したい場合にはやはり各個室が充実したタイプの物件を選んだほうが、それぞれの生活を満喫することができますし、家族で集まる空間を大事にしたい時にはリビングを広めにとった間取りがよいでしょう。また内階段はリビングの中を通る階段でリビングを通らなければ自室に行けない構造なのでこれも子供との距離感を縮める良い工夫とされています。プライバシーを重視したい場合にはやはりリビングを通らずに自室に行ける外階段がよいでしょう。