一戸建ての賃貸住宅が再登場したのは

一昔前には、安普請の借家と呼ばれていた一戸建ての賃貸住宅がたくさんあったのですが、そうしたものは次第に姿を消して行ってしまって、新築のコーポやマンションといった集合住宅へと移り変わって行きました。こうして、賃貸住宅といえば、従来の木造賃貸アパートに加えて、新築のコーポやマンションという集合住宅へ、という風になってきたわけです。特に、東京や大阪などの大都市圏でこうした傾向が進んできたのは、都市部への人口集中によって住宅用地が激減してきたために、用地効率の悪い借家はやめて、用地効率のいい高層の集合住宅化を進める、といった都市計画を推進して行くためでもあったのでしょう。ところが、最近になって、再び一戸建ての賃貸住宅需要というものが増えてきたようなのです。

しかし、この一戸建ての賃貸住宅は、以前の借家のような安普請のものではなく、建売住宅と変わらないような美麗なものとなっているのです。というのも、最近の傾向として、いくら家賃が安くてもみすぼらしい住宅は敬遠されるようになってきているようなので、一戸建ての賃貸住宅も、建売の分譲住宅と変わらないグレードのものとなっているようなのです。もちろん、その分だけ家賃も安くはないようなのですが、それでも、子供のいる若いファミリー層を中心に、少々家賃は高くても、集合住宅であるマンションではなく、やはり、庭のある一戸建ての家に住みたいという人たちが増えてきているようなので、そうした需要に応えるために、こうした新しいタイプの戸建賃貸住宅がお目見えしてきたというわけなのでしょう。

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